Jリーグの秋春制が議論されるたびに
つくづく思うことがあります。
ちなみにアルビサポの自分は
反対です。
プロスポーツとは何なのか!?
原点に立ち返れば
たくさんの人がそのスポーツを
”お金を払っても見たい!”
と思わなければ
成り立ちません。
日本リーグ時代の
サッカーなんて
だれも興味を持たなかった事を
知らない世代も増えてきました。
(”誰も”というのは言い過ぎですが・・・^^;)
Jリーグは
どうすれば
ファンを多く獲得できるのか
というのを
常に考えなければいけません。
秋春制のメリットは
夏場の試合を減らせると
いうことと
一番大きなのは
西ヨーロッパの主要なリーグに
日程をあわせることで
移籍がしやすくなるということ。
特に後者は
”ファン、サポーター”目線では
ないことは明らか。
本当にこれで良いのでしょうか。
野々村チェアマンには
地上波のテレビをみるか
もっともっとデータを
活用してもらいたいです。
やべっちFCに代表されるような
サッカー専門TVが地上波から姿を消し、
NHKのJリーグタイムの
放送時間が23時からになりました。
理由を考えてみてください。
プロ野球は
キャンプ情報を普通に
ニュースで放映していますし、
いまだに試合結果も流してくれる
局もあります。
WBCの練習だけで
何万の人が見に来ています。
J リーグは一般のニュースで
試合結果を発表することは
あまりありません。
そうなると
サッカーの試合をしていることすら
一般の人は知りえません。
SNSを含む
インターネットメディアは
AIが勝手に興味のある情報を
持ってきてくれる。
ともすると
その自分の興味のある
ことが盛り上がってると
錯覚することが往々にして
あります。
「そんな事はない」と
思う人は
会社などで周りの人に
「ルヴァンカップって知ってる?」
と聞いてみてください。
誰も知らない事に
驚かされると思います。
それだけマイナースポーツに
なりかかっていると
言うことです。
SNSだけを見ていると
サッカーの好きな人達と
交流することになってしまうので
その事にすら気づけません。
今季はWEリーグ(女子サッカー)が
秋春制。
お・そ・ら・く
男子サッカーの秋春制を見据えて
実験的に導入したのでしょう。
リーグとは
関係ないですが、
2022年の皇后杯は
1月28日に決勝戦が開催。
試合を雪のないところで行えは
良いだけでなく
それまでの練習や準備が
1月は新潟だと
ほとんどできません。
とんでもなく不利になります。
関東圏に住んでいる人は
わからないと思いますが。
難しいのは
関東住みのJリーグ関係者が
視察に新潟に来てくれたとしても
1日、2日の滞在だと
本当の新潟の冬はわかりません。
雪が降らない日も
何日間はあるんですね。
(晴れる日はほとんで
ありませんが ^^; )
やっぱり住まないと
わからないことは
あるんです。
コアなファンだけでなく
ライトなファンを取り込まなければ
Jリーグの未来はありません。
日本サッカー協会と
Jリーグが同じ意見には
ならないかもしれませんが、
野々村チェアマンには
ぜひ原点にもどって
Jリーグを盛り上げて
もらいたいですね。
PS 秋春制という意味では
日本サッカー協会に
反町さんが居るのは
心強いですね。
反町さんだったら
秋春制になったとしても
寒い地方を切り捨てる
ような事はしないはずです。